|
|
まず聴きたいこの６枚 ここでは「ジャズを聴いてみたいけど、何から手をつけてよいのかわからない」という方のために、とっておきのＣＤを厳選してみました。
ここに紹介した６枚のなかのどれでもいいから、まずは聞いてみましょう。
ボーカル、ピアノ、トランペットなど好みの楽器で選ぶのもよいし、よくわからないというひとはジャケットの好みで選ぶのもよいでしょう。
１ エラ アンド ルイ
「サッチモ」ことルイ・アームストロングとジャズボーカルの女王、エラ・フィッツジェラルドのデュオ、バックにはあのオスカーピーターソントリオが演奏する。
なじみのあるスタンダードを演奏した誰にでも楽しめる温かみのある一枚。
２ ビル・エバンス ワルツ・フォー・デビー
親しみやすいにも関わらず、いつまでも飽きない珠玉の名作。
ビル・エバンスが姪のデビーのために作曲した「ワルツ・フォー・デビー」がアルバムのタイトルになっている。ちょっと落ち着いた雰囲気でしっとりと聴きたいピアノトリオの名盤
３ スタン・ゲッツ 「ゲッツ＆ジルベルト」
サックスのスタン・ゲッツがボサノバの名手、ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンと競演したジャズ・ボサノバの名盤。ボサノバの名曲「イパネマの娘」や「コルコバード」がきける。元祖ヘタウマ系ボサノバ歌手、アストラッド・ジルベルトのデビュー作でもある。
４ オスカー・ピーターソン 「プリーズ・リクエスト」
ジャズピアノの巨匠、オスカー・ピーターソンがスタンダード曲を中心に演奏した名盤。
オスカー・ピーターソンはそのテクニックで有名であるが、このアルバムではスタンダード曲を楽しめる、わかりやすい演奏をしている。
５ マイルス・デイビス 「バグス・グルーブ」
トランペットの帝王マイルスが、ピアノにジャズ界の奇人セロニアス・モンクとホレス・シルバー、バイブラフォンにミルト・ジャクソンを迎えた名盤。
どの演奏にもひしひしと緊張感が伝わってくる。特に表題の「バグス・グローブ」「バット・ノット・フォー・ミー」がオススメ
６ ソニー・クラーク 「クール・ストラッティン」
ジャケットが格好いい。クール・ストラッティンは英語で「気取り歩く」という意味。
クールな女性がニューヨークの街を颯爽と歩くイメージが伝わってくる。
日本で特に人気の高いアルバムで、トランペット、サックスとピアノトリオのクィンテッドの演奏。ソニー・クラークの哀愁漂うピアノに注目したい。
|
||||||||||||||
Copyright (C) 2007 jazz101.nomaki.jp. All Rights Reserved.